最近はタレントや芸人が関西弁をつかうので、皆さん自然と耳にするようになりましたね。
とくに女性の関西弁のフレーズは柔らかく、男性に可愛い印象を与えるようです。
また関東方面の男性には女性からの告白セリフを、方言で言って欲しい人もいるんだとか。
そこで関西人の私が可愛い告白セリフや、関西弁のフレーズを一覧にしてみました。
一覧を見れば知ってるようで知らない、方言の意味や言葉遣いがわかりますよ!
女性の関西弁のフレーズはなぜ可愛い?
日常的に関西弁を話す女性からしたら、「関西弁のどこが可愛いの?」と思うでしょう。
しかし標準語にはない独特なフレーズが、柔和で温かみを感じさせるんだとか。
そこで普段から関西弁の私が、標準語にはない可愛い言葉遣いの基本をまとめました。
また実際に使ってるフレーズを、標準語と比較しながら紹介しましょう。
基本①助詞を抜く・語尾を伸ばす
意外と指摘されないと気づかないのが、関西弁は『助詞を抜いて単語を伸ばす』です。
標準語を関西弁に言い換えると、こんな話し方になります。
- 目ぇ覚めたぁ(目が覚めた)
- 血ぃ出たぁ(血が出る)
- 火ぃ消してなぁ(火を消して)
私も無意識に「が」「を」などの助詞は使わず、語尾を伸ばして普段から喋っています。
また「目」や「血」など一文字の単語は、男女関係なく語尾を伸ばすのも特徴。
どこか柔らかい雰囲気があるので、可愛い印象を持たれるんでしょうね。
基本②擬音・擬態語で表現
関西人は『擬音や擬態語』をふんだんに使うのに、なんとなくで会話が成立してしまいます。
文面にすると分かりにくいが、面と向かって話せば伝わるのが関西弁。
- あの人、シュッとしてるなぁ(スマートな人(紳士淑女)ですね)
- ちゃっちゃとしてぇ(早くして下さい)
- 車がめっちゃ速よぉピューって行った(車のスピードが速かった)
幼少期から擬音や擬態語を混ぜて話すので、普通に会話は成り立っています。
また商いが盛んだった町のせいか、身振り手振りも交えてコミュニケーションすることも。
言葉にアクションもプラスされるから、一生懸命に感じて可愛いのかもしれませんね。
基本③食べ物の呼び方
意外と全国的に認知されているのが、特定の食べ物に『ちゃん、さん』を付けて呼ぶこと。
- 飴ちゃん(飴)
- おいなりさん(いなり寿司)
- おうどん(うどん)
- おつけもん(漬物)
- お豆さん(豆)
なぜか特定の食べ物だけ、丁寧に「お」を付けたり「さん」を付けて呼ぶんです。
私も子供の頃から普通に呼んでたので、これまで疑問に感じたことはありませんね。
また「飴ちゃん」はオバ様を中心に、コミュニケーションの1つとしてカバンに入れてる人も。
ちなみに飲食店で「冷たい水」を頼むとき、『お冷や(おひや)』と言う人は関西人ですよ。
女性が話すと可愛い関西弁の方言は?
関西弁の基本は語尾を伸ばしたり擬音を使い、食べ物の呼び方に特徴があることが分かりましたね。
これらの話し方の特徴は男女問わず、ほとんどの関西人に共通しています。
では、特に女性が使うと可愛い関西弁のフレーズは何でしょうか?
私の標準語への翻訳があっているのか不安ですが、いくつか集めてみました。
- いけずやなぁ(意地悪な人)
- そんなん嫌や(それは嫌)
- でけへんもん、できひん(出来ない)
- あかん(ダメ)
- せやけどなぁ(そうだけど)
- そうやねん、せやねん(そうです)
- ホンマええのぉ?(本当にいいの?)
- 堪忍してぇなぁ(勘弁して下さい)
どのフレーズも男女共に使いますが、特に女性が話すと柔らかくて可愛い印象がありますよね?
関西に住んでいると当たり前の方言も、他府県の方が聞くとキュンっとするようです。
では告白する時のセリフには、どんな関西弁のフレーズがあるのか見ていきましょう。
告白のセリフや方言を一覧で紹介!
ほとんどの関西人が恥ずかしがり屋なこともあり、ドラマのような告白のセリフを言いません。
しかし気持ちを伝える時には、関西弁なりの告白のセリフがあります。
では想いを伝えたいときに、どんなセリフで告白をするのでしょう?
関西弁の告白せりふ
関西人が相手に気持ちを伝える時の、告白のセリフを集めてみました。
- ○○のこと、めっちゃ好っきゃねん
- 付きおう(合う)て欲しいねんけど、アカン?
- 好きになってもええかなぁ?
- ずっと一緒におって欲しいねん
告白するときには男女関係なく、こんなセリフで相手に伝えることが多いと思います。
関西では「愛してる」というフレーズを、ほとんど耳にすることはありません。
その代り「好き」だけじゃなく、さらに「めっちゃ」を付け加えて表現。
「普通の好きじゃない、特別の好きだよ」と、理解して頂ければ良いのではないでしょうか。
では関西弁には他にどんな言葉があるのか、方言を一覧にしてみました。
関西弁の方言一覧
なんとなく日常会話で使ってる、関西弁の方言をピックアップしました。
- オマケしてくれはった(オマケして頂いた)
- そんなんでけへんもん(それは出来ない)
- なんでなん?、なんなん?(どうして?何でなの?)
- ぎょうさん、もうたぁ(たくさん貰った)
- 絶対アカンで(絶対にダメだよ)
- そこにおってん(そこに居た)
- ホンマ知らんで(もう知らないよ)
- ほっとって(放置しといてor捨てて置いて)※違う意味で使う
- はよしぃ(早くして)
- 言わんとってなぁ(言わないでね)
- ちゃうちゃう、ちゃうねん(違う違う)
- それしまっといてぇ(元の位置に戻して置いて)
まだまだ沢山の関西弁がありますが、毎日のように出てくる方言を集めてみました。
「ほっとって」は『私のことは放っておいて』と、『物を捨てて』と意味が異なる使い方をします。
また最近の人は使わない方言では「おいど=お尻」「いのかぁ=帰ろうか」などもありますよ。
怒ったときには怖く聞こえる関西弁も、日常会話だと柔和で可愛らしい方言だと思いませんか?
まとめ
女性が話すと可愛い関西弁のフレーズ、告白のセリフや方言を一覧にしてお送りしました。
甘い告白のセリフはなくても、「やっぱ好っきゃねん」と言われると男性も女性も胸キュンです。
また機会があれば、関西弁の可愛いフレーズや方言の一覧を紹介したいと思います!
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