ネットで検索すると、”言葉遊び”というワードが浮かび上がってくる作家の西尾維新さん。
西尾維新さんといえば、アニメ化された物語シリーズが有名ですよね。
私も物語シリーズからファンになり、どんどん他の作品も読みあさるようになりました。
そんな西尾維新さんの人気シリーズ作品には、数多くの名言が盛り込まれてるとファンの間で言われてます。
そこで物語シリーズを始め、人間・戯言シリーズから、西尾維新さんの名言や言葉遊びを集めてみました。
西尾維新の作品は言葉遊びが真骨頂で面白い?
まだ20歳だった2002年『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で、作家デビューした西尾維新さん。
キャッチコピーは『京都の二十歳、西尾維新』で、若手の頃から注目を集める存在でした。
デビュー15年周年の2017年には、各地で「西尾維新大辞展」が開催されるほどの人気作家に。
作品中の独特な世界観と、巧みな言葉遊びがクセになってしまうことでお馴染みです。
作中で繰り広げられる会話がリズミカルで、面白い言葉遊びが作品には散りばめられています。
もともと活字好きな西尾維新さんは、文章を書いてると思わぬ方向で言葉が繋がってたりする所に面白さを感じてるとか。
書き進めていくうちに、どんどん言葉の面白さを感じてハマっていったそうですよ。
そして頭で考えるだけじゃなく、とりあえず手を動かして書けば何とかなる!と思ってるとか(笑)
また、プロットを決めずに書き進めてると言うのですから、本当に驚きしかありませんね。
それでは西尾維新さんの、簡単なプロフィールからご紹介しましょう。
西尾維新のプロフィール
速筆で知られる西尾維新さんの、プロフィールがこちらになります。
ペンネーム:西尾維新
本名:非公開
生まれ年:1981年
血液型:B型
最終学歴:立命館大学政策科学部 中退
受賞歴: 第23回メフィスト賞(2002年)
代表作:『戯言シリーズ』『忘却探偵シリーズ』『新本格魔法少女りすか』『〈物語〉シリーズ』
『十二大戦』『美少年シリーズ』他多数
とても謎が多い西尾維新さんは、本名や顔写真も非公開の男性作家。
実は『西尾維新』というペンネームには、面白い言葉遊びが含まれてるんです。
発音記号の表記だと『niʃioiʃin』となり、訓令式ローマ字だと『nisioisin』と回文に!
大文字表記は『NISIOISIN』ですが、これは図形として点対称で読めるというわけなんです。
ペンネームにも遊び心があるなんて、とてもシャレっ気のある人というのが分かりますね。
そして作家になる前は、マンガ好きだったこともありマンガ家を目指してたとか。
でも絵が上手くならなかったので、小説家になろうと思ったそうです。
もしマンガ家になってても、きっと売れっ子作家さんになってたでしょうね。
20歳で『第23回メフィスト賞』を受賞、2006年には『このライトノベルがすごい! 2006』で1位を獲得!
さらに2009年には『〈物語〉シリーズ』がアニメ化され、多くのファンを得ました。
ではでは秀逸で面白い、西尾維新さんの言葉遊びを集めたのでご紹介します。
読んでて楽しくなる西尾維新の言葉遊び!
言葉遊びや毒っ気のある会話が盛り込まれた作品が多い西尾維新さん。
その原点には関西人ということが関係してるそうで、ご本人も認めておられました。
関西で育った環境から、ボケとツッコミが自然と身について作品に活かされてたんですね。
また”疲れて憑かれた”や、”轢かれて惹かれて引かれた”など、意味が異なる漢字を組み合わた言葉遊びも魅力の一つ。
私も読者の1人として、いつも感心させられてます。
実は”台詞こそがキャラクター”と考え、キャラクターが話す内容を重視されてるとか。
そして登場人物に女性キャラが多いのは、個性を発揮させやすいという理由があるそうです。
確かにどのキャラも超個性的なので、その魅力に読者は引き寄せられるのでしょうね。
そんな台詞が光るキャラクターの名言を、人気のシリーズごとにまとめてみました!
西尾維新の名言を人気シリーズ別でまとめてみた!
西尾維新さんの代表的な作品の中に、”物語””人間””戯言”シリーズがあります。
ちなみに私のお気に入りは、西尾維新さんの世界観にハマるきっかけとなった物語シリーズ。
他の作品も読み始めて長いのですが、速筆で有名な西尾維新さんに未だ追いつけてません(笑)
そこで読んできたシリーズ作品の中から、ファンの心に刺さった名言を集めてみました!
物語シリーズの名言
まずは2009年にアニメ化もされた、『化物語』から始まった『物語シリーズ』。
主人公の阿良々木暦(あららぎこよみ)と個性的な少女達、そして『怪異』に関わる不思議な物語となってます。
こちらは阿良々木暦の妹がヒロインとなってる『偽物語』の中に出てくる名言。
本物じゃない偽物でも、本物以上に本物に近づこうとする事に意味があると語ってます。
この名言を聞くと、どんな局面でも強い意志を持って努力しようと思いますね。
今度は阿良々木暦の彼女、戦場ヶ原ひたぎが言った台詞。
こんな言葉を誰かに言われたら、悩んでても気持ちが救われそうですね。
人間シリーズの名言
今度は、殺人鬼集団・零崎一賊が軸となってる物語『人間シリーズ』です。
この作品の世界は、『戯言シリーズ』と同じ舞台のスピンオフ作品となってます。
まずは、中学生の鬼子『零崎人識』の台詞から出た名言。
ただ生きてる事と、生きていると思う事では、全く人生の重みが変わることを中学生の殺人鬼から学びました。
戯言シリーズの名言
デビュー作『クビキリサイクル』にあたる『戯言シリーズ』の名言がこちらです。
否定するときに、これほどジョークの効いた台詞で言われると完敗ですね(笑)
他にも西尾維新さんの作品には、たくさんの名言が盛り込まれています。
その中でも最強シリーズの主人公『哀川潤』は、私の好きなキャラクターの内の1人。
人類最強と呼ばれる請負人の哀川潤は、シニカルな感じと可愛らしさのバランスが素敵な女性だと思います。
西尾維新さんの作品好きな方は、私と同じように推しのキャラクターがいてるのではありませんか?
アニメ化された作品を観れば、作品やキャラクターの面白さが分かりやすいですよ。
読めばクセになる作家・西尾維新さんの作品に、1度触れてみてはいかがでしょうか。
執筆スピードが速いので、新作が途切れることがほとんどありませんよ!
まとめ
西尾維新さんの言葉遊びや名言を、物語シリーズを始めとする、人間、戯言シリーズよりまとめて紹介しました。
私は家族の薦めで、物語シリーズアニメをまとめて観てから西尾維新ワールドが好きです。
作品の中に出てくる個性的なキャラクター達の、格好良いセリフが物語に深みを与えてると思います。
今回だけでは紹介しきれなかった名言や言葉遊びが、まだまだ作品の中に沢山あります。
是非クセになってしまう、西尾維新ワールドに皆さんも触れてみて下さい!
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